2012年07月22日
映画|モンスターズクラブ
『その爆弾魔は、世界を愛してしまった。』

曽て18年間に亘りアメリカ全土を震撼させた爆弾魔
“ユナボマー”(セオドア・ジョン・カジンスキー)の
犯行声明「産業社会とその未来」を題材に現代の
日本を舞台に描く。上映時間72分。
“ユナボマー”(セオドア・ジョン・カジンスキー)の
犯行声明「産業社会とその未来」を題材に現代の
日本を舞台に描く。上映時間72分。
とある田舎町の人里離れたライフラインと無縁の山小屋に独りで
暮し、自作の爆弾を企業などに送り続ける男、垣内良一(瑛太)。
社会から隔絶した存在の彼の目的は、混沌とした日本社会の制度や
組織を破壊することにあったが、そんなある夜を境に死んだはずの
兄ユキ(窪塚洋介)と弟ケンタ(KenKen)が度々現れ・・・
組織を破壊することにあったが、そんなある夜を境に死んだはずの
兄ユキ(窪塚洋介)と弟ケンタ(KenKen)が度々現れ・・・
その他配役に良一の妹ミカナを草刈麻有、母ユリエは
松田美由紀、父セイジロウを國村隼、そして謎の怪物
“P”は現代美術作家のピュ~ぴるが演じる。
松田美由紀、父セイジロウを國村隼、そして謎の怪物
“P”は現代美術作家のピュ~ぴるが演じる。

また本編の主要ロケ地である最上町内の原風景は特に魅力的。
而してクライマックスにはJR陸羽東線のキハ100系気動車も登場(笑)
而してクライマックスにはJR陸羽東線のキハ100系気動車も登場(笑)
因みに撮影は記録的な大雪に見舞われた昨年2月の
厳冬期の最中に約20日間掛けて敢行されたとか。
厳冬期の最中に約20日間掛けて敢行されたとか。

然れどもそれが物語に効果的な情景を映出。

孤高な男の内面を幻想的な佇まいで表現する豊田利晃監督の
作品作りは宮沢賢治の印象的な語句が伝わる結末まで注目か。
作品作りは宮沢賢治の印象的な語句が伝わる結末まで注目か。
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Posted by 315 at 19:29│Comments(3)
│MOVIE
この記事へのコメント
さすが「匿名係長」・・素晴らしい解説です!
最上町の風景を思い出しながら観てみたい作品です。
最上町の風景を思い出しながら観てみたい作品です。
Posted by 楽天親父
at 2012年07月22日 20:19

瑛太、シュッとしててかっこいいですの~
見てみたい内容ですの、最上町の風景もいいね!
見てみたい内容ですの、最上町の風景もいいね!
Posted by える☆ at 2012年07月23日 09:47
楽天親父さん
どうもです。
てか単なる“下手の横好き”ですよ。
える☆さん
それは彼のストイックな役作りが功を奏したのでしょうね。
機会があれば是非鑑賞くださいまし。
どうもです。
てか単なる“下手の横好き”ですよ。
える☆さん
それは彼のストイックな役作りが功を奏したのでしょうね。
機会があれば是非鑑賞くださいまし。
Posted by 315 at 2012年07月23日 22:55
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