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2013年03月25日

映画|遺体-明日への十日間




『2011年3月11日』
『あの未曾有の災害に直面し困難な状況と向き合った人々がいた』



『彼らには、悲しむ時間さえ無かった』


劇場版パンフレット

石井光太氏著のルポルタージュ『遺体-震災、津波の果てに』を題材に
報道では伝え切れなかった東日本大震災の発生直後から10日間に及ぶ
遺体安置所を巡る“真実”を描く。



脚本・監督は君塚良一監督。主演に西田敏行。共演は國村隼、佐藤浩市、
緒形直人、勝地涼、酒井若菜、沢村一樹、志田未来など。
上映時間1時間46分。



物語の舞台は2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の直後から
遺体安置所として使用された岩手県釜石市の旧釜石第二中学校の体育館。









地震発生後に安置所を訪れた民生委員の相葉常夫(西田敏行)は
混乱した窮状に愕然とするが定年まで従事した葬祭関連の経験を
活かしたいと旧知の間柄である市長(佐野史郎)に自ら嘆願し、
ボランティアで安置所での世話役を務めることに。


映画『遺体 明日への十日間』ワンシーン

しかし日を追って運ばれる数多くの犠牲者を目前に遺体の検案に当たる
地元歯科医師の正木明(柳葉敏郎)や安置所の管理を任された市職員の
平賀大輔(筒井道隆)たちは戸惑いを感じ始めるのだが・・・







映画『遺体 明日への十日間』ワンシーン

犠牲者の尊厳を守りつつ、運び込まれた遺体一人一人に優しく声を
掛ける主人公。加えて過酷な情況下で逸早く遺族と再会させるべく
身元確認に奮闘する医師たちの懸命な姿勢は唯涙に咽ぶ。






然れど今尚不帰の遺骨がある事実。
而して安置所の閉鎖後も遺体の発見は続く。


岩手県山田町

≪岩手県山田町・2011年6月撮影≫


岩手県山田町

劇化とは云えドキュメンタリーな自然災害を扱った本編は敢えて
評価すべきではないが、真相を知る由も無い包隠された当時の
事実を情味交えて描く場面が印象的な作品であった。






何より当地の迅速な復旧並びに復興を祈念するとともに震災に
より亡くなられた方々に対し、改めて深く哀悼の意を表します。






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Posted by 315 at 13:48│Comments(4)MOVIE
この記事へのコメント
そうなんですよの・・たくさんの犠牲者が出たのだから、
たくさんの遺体を確認することに尽くしたひとも、
いたんですよの・・見えない困難に直面・・
忘れていけないことです
Posted by える☆ at 2013年03月25日 16:12
涙涙で、観てきました。
Posted by ゆきんこ at 2013年03月25日 19:15
える☆さん
 あれから2年の月日が経過しましたがこの“事実”は風化すべきではない“真実”ですよね。
 因みにイオンシネマでも4月に期間限定で公開されますよほ。
 是非劇場で御覧くださいませ。
Posted by 315 at 2013年03月25日 23:42
ゆきんこさん
 実は以前投稿された記事で触発され、先日漸く劇場に向かったのですが・・・
 終始涙乍らの鑑賞となりますた(苦笑)
Posted by 315 at 2013年03月25日 23:48
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